エピソード

自転車に乗って またふざけながら転んで
すりむいたキズに何度も笑っていた帰り道

思い出を語って「そんなこともあったよな」
どれだけ時が経っても変わらない君の笑顔


声をかけてくれたのは
何年ぶりのことで
集まればすぐにあの頃の僕ら
戻れたような気がしたんだ

新しい物語だ 今日という日を綴ろう
言い足りないことも
きっとたくさんあるんだろうな
振り返ればいつも
助けられてたのは僕の方だったよ


砂まみれの靴で 走って ラケットを伸ばす
わずかに届かず悔しかった帰り道

バカなことで笑っていた
落ち込む暇もないほど
いつも明るくしていてくれて
僕も心が少し軽くなってた

新しい物語だ 今日という日を綴ろう
誰よりも共に過ごした日々を忘れない
君だから 今もここで繋がっていることができたんだ

一人きり抱え込んでた不安もあると知った
今度はね 僕の番だ 力になれるように

新しい物語だ 今日という日を綴ろう
言い足りないこともきっとたくさんあるんだろうな
振り返ればいつも助けられてたのは僕の方だったよ
積もり積もる思い出話し いつか話そう