ビルと電線に阻まれた空に
いつのまにか慣れてしまって
なんだかさみしいな
真っ直ぐ歩けなくて
ぶつかってばかり
カレンダーも見なくなって
今を必死に見ていた
足元だけじゃ足りなくて
見上げる空は恋しくて
前を向いてもつまづいた
今日も
夕暮れ道をひたすら歩く
雲は消えてく 明日の空に
人に合わせて歩幅を変える
僕はまだこの街で
やらなきゃいけないんだ
足早に過ぎてゆく
人の波に飲まれそうだ
「大丈夫さ」つぶやく
夕暮れ道をひたすら歩く
振り返ったら なんか負けそうだ
夕暮れ道をひたすら歩く
雲は消えてく 明日の空に
月が見えるよ 明日もきっと